ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(26)は、高額年俸を求めて今季終了後にフランクフルトからビッグクラブへ移籍すると報じられている。すでに契約延長オファーの拒否も伝えられているが、今月21日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ナポリ戦を前にとある著名人が前代未聞の残留要請を行った。
鎌田大地は今季もフランクフルト攻撃陣の主力選手として活躍する一方、リバプールやバルセロナをはじめ複数クラブからの関心が報じられている。また現地ジャーナリストのニコロ・スキラ氏は、今月15日に「鎌田大地はフランクフルトとの2023年6月までの契約を延長しないと決断した」とツイート。フランクフルトのオリバー・グラスナー監督も今月16日の記者会見で同選手の退団を暗に認めていた。
そんな中、2021年に「不斉有機触媒」の研究でノーベル化学賞を受賞したドイツ人のベンヤミン・リスト氏が鎌田大地に仰天オファーを提示。
『アマゾンプライム』の番組を通じて「私は日本のファンであり、好きな選手のひとりは長谷部誠だ。でも、鎌田大地がフランクフルトを去ってしまったら、私の心は壊れるね。もし彼が残ったら、私がノーベル賞受賞でもらったメダルを渡すよ」と、メダルの贈呈を約束したのだ。
またフランクフルトのマルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)もリスト氏のコメントに反応。ナポリ戦前のインタビューにて「もし鎌田大地がこのことを聞いたら、フランクフルトに残るしかないね」と、同選手にプレッシャーをかけている。
なお鎌田大地はCLラウンド16の1stレグ・ナポリ戦で先発出場。移籍報道にくわえて今年1月のリーグ戦再開後に公式戦7試合の出場で1ゴール1アシストとやや調子を落としていることもあり、現地メディアやサポーターから厳しい視線を注がれている。
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