明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは、すでにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出が決定。西地区の決勝トーナメントでアル・ヒラルなどサウジアラビア勢が順調に勝ち上がっていることにより、浦和レッズのFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)出場する可能性が高まっている。
ACL西地区・決勝トーナメント1回戦の全4試合は、今月20日から2日間の日程で実施。ケニア代表FWマイケル・オルンガ擁するアル・ドゥハイル(カタール)が日本代表DF谷口彰悟所属アル・ラーヤン(カタール)をPK戦の末に下したほか、アル・ヒラルは元韓国代表DFチャン・ヒョンスのゴールもありアル・アハリ・ドバイに3-1と勝利している。
ACL西地区の準々決勝にはアル・ドゥハイル、アル・ヒラル、アル・シャバブ・リヤド(サウジアラビア)とフーラードFC(イラン)が進出。サウジアラビア勢では2部リーグ所属のアル・ファイサリーのみが大会を後にしている。
一方で今年12月のクラブW杯2023は、各大陸連盟王者と開催国王者の7クラブによるトーナメント方式によりサウジアラビアで行われる。また現行の規定では、同一国から2クラブ以上が出場できない。そのためACL決勝にサウジアラビア勢が勝ち上がってきた場合は、浦和レッズのクラブW杯出場がほぼ確実とみられる。
またアル・ヒラルは今年2月モロッコ開催のクラブW杯2022で準優勝。多くの浦和レッズサポーターやJリーグファンがアル・ヒラルの戦いぶりに注目していただけに、今回のACLベスト8入りをうけてネット上では「アルヒラル強いな」、「順当に勝っている」という声が上がっている。
なおACL西地区準々決勝の組み合わせ抽選会は、日本時間21日16時に開催される。かつて柏レイソルで活躍していたオルンガと、元FC東京所属選手であるチャン・ヒョンスによる“元Jリーガー対決”実現の可能性にも注目が集まっている。
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