
ノジマステラ神奈川相模原
神奈川県の相模原市を本拠地とするノジマステラ神奈川相模原(ノジマ)。2012年に相模原市内の家電量販店ノジマが設立したクラブだ。2022/23シーズンWEリーグでは、現時点3位につけている。
クラブ名の「ステラ」はイタリア語で「星」だが、X-girlの有名なモチーフといえば「星」である。この奇跡の出会いとも言える2種類の星が、ノジマのユニフォームのポイントだ。前身頃全体に勢いよく描かれているのは、稲妻と選手の動きを重ね合わせたイメージ。稲妻の如く、轟々と唸りをあげるような選手達の闘いと向き合う力強さと、瞬間的なスピードが表現されている。
ノジマの公式オンラインショップでは、既に完売御礼の赤札が表示され販売終了となっている同ユニフォーム。再販予定も無い為、手に入れることができたサポーターには、心からおめでとうと伝えたいほど。X-girlらしい個性的なデザインとクラブのアイコンである星が見事に合致し、全体的に相性抜群のデザインで、ファッションとしても充分着回し可能。次シーズンのデザインにも大注目だ。

大宮アルディージャVENTUS
埼玉県のさいたま市を本拠地とする大宮アルディージャVENTUS(大宮V)。2020年に、大宮アルディージャの運営会社(エヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社)により創設された女子チームで、他のWEリーグ所属クラブに比べると、比較的新しいクラブだ。
大宮Vのユニフォームは、クラブのテーマカラーであるオレンジ色が全体に使用され、ユラユラと揺らぎのあるチェッカー模様が注目ポイント。遠くから見るとあまり鮮明に柄を確認できないのだが、実はぐにゃりと変化のある四角いパターンがプリントされている。
X-girlというストリートブランドの観点から定番のチェッカー柄が採用されたのだが、実はクラブにとっても「初心」を象徴する柄としている。チェッカーの歪みについては面白い意味が込められていて、ぐにゃぐにゃと上がったり下がったりするサポーターの躍動感を表現しているとのこと。各試合ごとに感じる緊張感や焦り、喜びなど一喜一憂する感情の動きだ。
また、クラブ名であるラテン語の「VENTUS(ベントス)」は日本語で「風」を意味することから、柔らかな風をイメージした淡い色味の青い線が両サイドに入れられている。
X-girlを感じさせる部分としては、ショートパンツの両サイドの細い藍色の線と、それに反して大胆な太めのオレンジの帯が、裾から数ミリ上の部分に入れられていること。そこで他所とは違うんだぞ、という個性を出している。また、ショートパンツの裾の形状が、真っ直ぐではなく揺らぎのような曲線のデザインになっているところも肝だ。
日本の90年代ファッション文化を代表するストリートブランドX-girlが、女子サッカーと固い握手を交わす日が来るとは、当時は想像もつかなかった。ファッションは音楽や美容などと縁深く、そしてサッカーは「スポーツ」なのだからと、ユニフォームらしくスポーツブランドが製作しなければならないという固定観念があった。
しかし、ユニフォームも服であり、だからデザインも重要だ。サッカー選手が試合で着用するユニフォームは、いわゆる勝負服。多機能で高品質な素材をベースに、勝負にふさわしいファッションスタイルを楽しむべきだ。
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