横浜FM元監督ポステコグルー、プレミア行きの噂に「セルティックは…」

　横浜F・マリノス元監督のアンジェ・ポステコグルー氏は、セルティックで日本代表FW古橋亨梧（28）ら日本人選手を指導する中、リーズ・ユナイテッドやリバプールを率いる可能性が報じられている。そんな中、ポステコグルー監督本人がプレミアリーグ行きの可能性に言及した。英紙『デイリーレコード』が伝えている。

　英紙『エクスプレス』は今月、今季不振に喘ぐリバプールのユルゲン・クロップ監督の後任候補としてポステコグルーら4名を列挙。英紙『デイリーメール』はリーズ・ユナイテッドがジェシー・マーシュ監督解任に踏み切ったことをうけて、ポステコグルー招へいの可能性を伝えていた。

　するとポステコグルー監督は11日のカップ戦後、メディアインタビューに応じると「（セルティック残留を望む）ファンからのメッセージは必要ない。ファンにとって必要なのは、このクラブが正しい方法で存在し続けるのを確認することなんだ」

　「私はもう十分な歳なので、ゲームの移り変わりはとても早いと理解している。今のポジションにいることは、とても恵まれていると思う。セルティックという特別なクラブのために働いているし、そのことを見失うつもりはないが、試合に向けてチームをしっかり準備させることが私の責任だ」とコメントを残している。

　また『デイリーレコード』は今月7日、リーズ・ユナイテッドがポステコグルーに接触していないことを伝えた上で「ポステコグルーがリーズ・ユナイテッドに行くことはないと確信、内部関係者はボスの幸福を信じている」と綴っている。

　欧州挑戦1年目にして、セルティックにリーグタイトルをもたらしたポステコグルー。同監督の手腕に対する評価が高まっているだけに、プレミアリーグ行きの噂が絶えない。