かつて名古屋グランパスや大宮アルディージャでプレーしていたスウェーデン人FWロビン・シモヴィッチ(31)は、今月10日に韓国2部・全南ドラゴンズへの加入が正式決定。かつてモンテディオ山形や東京ヴェルディでプレーしていたMF佐藤優平(32)とチームメイトになっている。
シモヴィッチは2022シーズン限りでスウェーデン1部ヴァールベリBoISを契約満了により退団。スウェーデン紙『Sportbladet』が今月はじめに「シモヴィッチと全南ドラゴンズが合意間近」と伝えると、10日になって全南ドラゴンズ移籍が決まっている。
また同選手は全南ドラゴンズ加入をうけて「僕を迎え入れてくれて感謝しているよ。韓国サッカー界で長い歴史を持つ全南ドラゴンズに加入できて光栄だ。1部昇格のためにたくさんゴールを決めるよ」とサポーターにメッセージを送っている。
全南ドラゴンズは2022シーズンの韓国2部リーグ戦で6勝17分17敗。2部所属クラブでは異例のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ参戦もあり、昇格プレーオフ圏外の11位で終了。佐藤優平は韓国挑戦1年目の2022シーズンから中盤の主力選手として活躍している。
なおシモヴィッチ2016シーズンから2年間にわたり名古屋グランパスに在籍すると、2年つづけてリーグ戦で2桁ゴールをマーク。2018年から大宮アルディージャでプレーしていたが、2019年12月に契約満了により退団。イタリアのリヴォルノやノルウェーのオッズBKをへて、2021年2月にスウェーデン1部ヴァールベリBoISに加入していた。
そのヴァールベリBoIS加入以降は、2021シーズンのリーグ戦で3ゴールにとどまっていたが、2022シーズンは7得点をマーク。2部入れ替え戦で2ゴールをあげてチームを1部残留に導いていた。
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