ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属のカタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)は、バルセロナやバイエルン・ミュンヘン移籍の可能性が報じられている。その鎌田大地の去就にスペインメディアが注目。今季終了後のフリー移籍ということもあり、少なくとも5クラブが同選手の争奪戦を繰り広げているようだ。
バルセロナの専門サイト『バルサユニバーサル』は今月、「バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドなどが鎌田大地に関心」と見出しをうち、同選手の獲得レースを展望。
「フランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ制覇の立役者となった鎌田大地は今シーズン、自身のキャリアにおいて大きなステップアップを果たしている」と鎌田大地の活躍に触れた上で、「この日本代表選手はフリーになるまであと5ヶ月だが、フランクフルトとの契約延長に関するニュースはほとんどない」としている。
その上で「バルセロナは鎌田大地のフリー獲得に興味を示しているチームのひとつだ。ただバイエルン・ミュンヘンやトッテナム・ホットスパーも目を光らせるなど、彼の獲得には多くの競合がある。マンチェスター・ユナイテッドやボルシア・ドルトムントも彼の動向を追っている」と、すでに水面下で争奪戦が繰り広げている現状を伝えている。
さらにバルセロナの補強戦略について「バルセロナは鎌田大地をはじめ複数選手と事前合意に達するために交渉をスタートすることが可能である。財政面の整理をした後、かなりの数の選手を追いかけることになったとしても、それほど不思議ではない」と綴っている。
なおドイツ紙『ビルト』は先月はじめ、鎌田大地が「2026年6月までの3年契約、年俸250万ユーロ(約3億5000万円)から300ユーロ(約4億2000万円)+ボーナス」という条件によるフランクフルトの契約延長オファーを拒否したと報道。
今年1月の移籍ウィンドウ最終日にはマンチェスター・ユナイテッド電撃移籍の可能性が浮上したものの、実現には至っていない。
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