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チェルシー指揮官、書類不備でPSG移籍破談のツィエクに言及「彼はプロだから…」

ハキム・ツィエク 写真:Getty Images

 チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督が、モロッコ代表MFハキム・ツィエク(29)の状況について言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 2020年夏にアヤックスからチェルシーへステップアップを果たしたツィエクは、足元の技術の高さを武器に昨季の公式戦44試合に出場して8ゴール6アシストを記録。だが、今季はここまでプレミアリーグ10試合の出場にとどまっており、スタメン出場も4回しかない。

 そんなツィエクに関して、今冬にウイング補強を目指したパリ・サンジェルマン(PSG)がレンタルでの獲得でクラブ間合意。だが、チェルシー側が移籍に必要な書類を3回も間違えてPSGに送り、その間に移籍市場は閉幕を迎えたことからまさかの形で破談に終わっていたなかで、ポッター監督は同選手の現状について言及した。

 「彼は戻ってきている。彼は今朝トレーニングをした。こういった話は最初ではなく、最後でもない。彼はプロであり、状況を理解している。彼は我々に献身的でフラム戦のチームに参加できる。シーズンの残り、彼は我々にとって重要な選手になるだろう」