半田陸(ガンバ大阪)
2022シーズン所属:モンテディオ山形
ジュニアユースからモンテディオ山形でキャリアを積んだDF半田陸。世代別代表にも召集されるなど、若くして山形を代表する選手へと成長したが、今冬同クラブとは袂を分かつこととなった。J1ガンバ大阪への移籍を決めている。
G大阪は昨2022シーズン、リーグ戦15位と低迷。2023シーズンはJ2徳島ヴォルティスからダニエル・ポヤトス監督を迎え、再スタートすることとなる。また所属選手に目を向けても、DF昌子源(鹿島アントラーズ)、FWパトリック(京都サンガ)など昨季の主力選手の移籍が決定しており、再構築を図る1年となるだろう。チーム改革初年度とも言うべきG大阪で、半田の1対1の強さやボール奪取能力がどこまで生きるかに注目したい。
髙橋利樹(浦和レッズ)
2022シーズン所属:ロアッソ熊本
4シーズンぶりにJ3から這い上がり、2022シーズンJ2で躍進を遂げたロアッソ熊本だが、今冬主力の流出が続出している。中でも、14得点を挙げチームトップスコアラーとなったFW髙橋利樹のJ1浦和レッズへの移籍は、昨2022シーズンのJ2上位勢の中でも得点の少ない熊本にとって手痛い。
一方で、髙橋を獲得した浦和側から見れば、国内から適格かつ有益な補強ができたと言える。高橋の魅力と言えば、ヘディングの高さやコントロールが挙げられる。FWキャスパー・ユンカー(名古屋グランパス)を期限付きで手放した今、浦和にとっては貴重な前線の高さになることは間違いない。
三竿雄斗(京都サンガ)
2022シーズン所属:大分トリニータ
1年でのJ1復帰を目指しながら、惜しくもプレーオフで敗退した大分トリニータ。その中で最も貢献度の高かった選手と言えばDF三竿雄斗ではないだろうか。2022シーズンは42試合すべてに先発出場。まさに守備の中核を担ったと言える。しかし、そんな4シーズンに渡って大分を支えた守備の要も、2023シーズンはJ1京都サンガへと活躍の場を移すこととなった。
移籍先である京都は、昨季リーグ戦を16位で終えJ1参入プレーオフを経て辛くも残留を果たした。昇格初年度をなんとか乗り切っただけに、2023シーズンはいち早く安全圏そして上位を狙っていくためにも安定感のある守備は不可欠だ。3バックを主体とする大分と違い、京都は4バックがメインとなるが、その起用法も含めてベテランとなった三竿のJ1での活躍に期待したい。
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