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清水・鈴木唯人に英紙期待!セルティック移籍報道に「前田大然の特徴を…」

清水エスパルス FW鈴木唯人 写真:Getty Images

 セルティックは今年1月の移籍ウィンドウでも、DF小林友希(22)や日本代表MF岩田智輝(25)と複数の日本人選手を獲得。浦和レッズ移籍が噂されているギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)の後釜として、清水エスパルス所属のU23日本代表MF鈴木唯人(21)やブラジル人FWチアゴ・サンタナ(29)の獲得に向かう可能性が報じられている。そんな中、現地メディアが鈴木唯人の特徴を分析。ASモナコ所属のカタールW杯日本代表FW南野拓実(27)やセルティック所属FW前田大然(25)にも言及した。

 鈴木唯人は清水エスパルスの主力選手として活躍すると、昨年6月にU21日本代表の一員としてAFC U23アジアカップに出場。Jリーグ界屈指の有望株として注目を集める中、セルティックやMF本間至恩(22)擁するベルギー1部クラブ・ブルッヘからの関心が伝えられている。

 そうした中、英メディア『フットボール・ファンキャスト』もセルティックが鈴木唯人の獲得に向かう可能性を報道。同選手について「サイドアタッカーや攻撃的MFとしてプレーしている鈴木唯人は、元リバプール所属選手の南野拓実と比較される逸材であり、2022シーズンのJ1リーグで1試合平均1.1本のキーパスを供給するなどクリエイティブな資質が際立っている」と説明している。

 またセルティックが鈴木唯人を獲得した場合の構想も披露。「両サイドに鈴木唯人と前田大然を配置し、破壊的な攻撃デュオを形成することが可能」とした上で、「前田大然も今シーズンここまで28試合に出場し7ゴール5アシストをマーク。容赦ないスピードとダイナミズムで相手に恐怖を与える存在であることは明らかだ」と前田大然の活躍を称賛。

 「鈴木唯人はマンチェスター・シティ所属のケビン・デ・ブライネに憧れている。前田大然とデ・ブライネの特徴を組み合わせることにより、セルティックの攻撃陣に多面性を持たせることができるだろう」と総括している。

 なおベルギーメディア『VOETBAL』は鈴木唯人にクラブ・ブルッヘ移籍の可能性があることを報じるとともに、同選手の市場価値が70万ユーロ(約9700万円)だと伝えている。また鈴木唯人と清水エスパルスの契約期間が今年12月までだと主張している。