Jリーグ 清水エスパルス

元清水クリスランがタイ移籍!ティーラシンと対戦期待。仙台・湘南にも在籍

クリスラン 写真:Getty Images

 かつて清水エスパルスやベガルタ仙台、湘南ベルマーレでプレーしていたブラジル人FWクリスラン(30)が、ブラジル2部ブルスケからタイ1部ナコーンラーチャシーマーFCへ完全移籍した。

 クリスランは2017年にポルトガル1部SCブラガからベガルタ仙台へレンタル移籍すると、来日1年目からJ1リーグで8ゴールをマーク。2018年に清水エスパルスへ移籍したものの、右ひざの前十字靭帯断裂という大怪我を負うと、わずか1年で退団。2019年には湘南ベルマーレでリーグ戦わずか6試合の出場に終わり、2020年8月にSCブラガへ復帰していた。

 その後、同選手は韓国2部・富川FCをへて2021年12月にブルスケへ加入。2022シーズンはブラジル2部リーグ戦で38試合中10試合の先発出場。1ゴール1アシストという結果に終わると、今月17日になってナコーンラーチャシーマーFCへの加入が正式契約している。

 またドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、両者の契約期間は2022/23シーズン終了後の2023年6月までであり、1年間の契約期間延長オプションも盛り込まれているという。

 なおナコーンラーチャシーマーFCは、タイ1部リーグ戦で15試合を終えて4勝4分7敗。16クラブ中11位と残留争いを強いられている。

 タイ1部リーグでは元清水エスパルス所属選手のタイ代表FWティーラシン・デーンダー(34)や、かつてヴィッセル神戸や横浜F・マリノスに在籍していたタイ代表DFティーラトン・ブンマタン(32)ら、Jリーグにゆかりのある選手や監督が活躍している。それだけにクリスランの復活も期待される。