かつて明治安田生命J1リーグ・柏レイソルでプレーしていたGK中村航輔(27)は、現在ポルティモネンセの正守護神として活躍。ポルトガル1部リーグのセーブランキングでトップの数字を記録するなど、日本代表復帰への期待がさらに高まっている。
同選手は2021年1月に柏レイソルからポルティモネンセへ完全移籍。2021/22シーズンまでトップチームでほとんど出番がなかったが、昨年8月末にブラジル人GKサムエル(27)が退団すると9月4日のリーグ戦で今季初先発ながらも無失点で凌ぎ、正守護神に定着している。
また今月6日に行われたポルトガル1部リーグ・ベンフィカ戦では、前半7分にPKから失点したものの前半18分にPKストップ。ポルティモネンセは0-1で敗れたが、シュート27本、枠内シュート12本と浴びながらもスーパーセーブを連発。見事MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出された。
そんな中、ポルトガルリーグの公式サイト『Liga Portugal』はゴールキーパーに関するデータを公表。今季ここまでリーグ戦12試合出場の中村航輔は、1試合あたりのセーブ数が4.7本とリーグトップの記録を誇っており、2位のエストリル所属GKダニエル・フィゲイラ(24)に0.6本差を付けているという。
この中村航輔に関するデータをうけて、ネット上では「中村航輔の日本代表復帰を!」、「カタールW杯に呼んでほしかった…」、「代表で見たい!」、「森保監督、中村航輔の招集を」と同選手の代表復帰待望論が沸き起こっている。
なお日本代表のゴールキーパー陣では、清水エスパルス所属GK権田修一(33)、STVV所属GKシュミット・ダニエル(30)、ストラスブール所属GK川島永嗣(39)の3選手がカタールW杯代表メンバーに選出。権田修一が正守護神を務めた一方、川島永嗣は自身のSNSアカウントを通じて代表引退を表明している。
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