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清水MF乾貴士在籍の過去も。元FC東京・原大智にスペイン1部移籍説

原大智 写真:Getty Images

 FC東京下部組織出身でデポルティーボ・アラベス所属のFW原大智(23)は、今冬移籍の可能性が取りざたされている。その原大智には、清水エスパルス所属MF乾貴士(34)の古巣であるレアル・ベティスが関心を寄せているようだ。

 原大智は2021年8月にアラベスからSTVVへレンタル移籍すると、2021/22シーズンはベルギー1部リーグ全34試合中20試合の先発出場で8ゴール3アシストをマーク。2022年1月にFW鈴木優磨(26)が鹿島アントラーズへ復帰した後は絶対的ストライカーとして活躍していたが、STVVへ完全移籍することなくアラベスへ復帰している。

 ただアラベス復帰後はスペイン2部リーグ戦23試合中3試合の先発出場で1ゴール。スペインのラジオ局『カデナ・セル』は今月4日、アラベスが即戦力ストライカーを獲得するために原大智を放出する可能性があると報じていた。

 するとスペインメディア『エスタディオ・デポルティーボ』は「レアル・ベティスがアラベスの“巨人”原大智の動向を注視している」と報道。これによると、ベティスはかつて2018年7月から半年間にわたり乾貴士が在籍していたこともあり、日本人選手獲得に魅力を感じているという。

 また記事内では原大智の経歴が紹介されているほか、同選手とアラベスの契約期間は2024年6月までだと記されている。

 なおベティスは今季ここまでラ・リーガで8勝4分4敗。来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位アトレティコ・マドリードと勝ち点28で並んでいるほか、UEFAヨーロッパリーグ・グループステージも突破している。