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G大阪移籍の早期完了熱望も…ネタ・ラヴィの沖縄キャンプ合流微妙か

ネタ・ラヴィ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪は、イスラエル1部マッカビ・ハイファからイスラエル代表MFネタ・ラヴィ(26)を完全移籍で獲得することがほぼ確実とみられている。そのネタ・ラヴィはガンバ大阪への早期合流を望んでいるが、ガンバ大阪の沖縄キャンプ参加は厳しいようだ。

 ラヴィの去就については、昨年12月26日にイスラエル紙『イスラエル・ハヨム』が「ガンバ大阪が年俸150万ドル(約2億円)の3年契約でオファー」と報道。年明けに移籍金を巡るクラブ間交渉の停滞が伝えられていたが、イスラエルのスポーツチャンネル『Sport5』は今月12日になって「移籍金でマッカビ・ハイファとガンバ大阪が基本合意」と報じている。

 するとイスラエルメディア『WallaSport』は、マッカビ・ハイファ離脱時期に関する選手サイドとクラブ幹部のやり取りを特集。「ガンバ大阪のトレーニングキャンプは今月16日から始まる。ラヴィは時差や日本の環境に慣れるためにも、クラブ首脳陣に離脱時期の再考を要請した」

 「ラヴィはクラブ側との話し合いで、ガンバ大阪移籍を邪魔することはないと約束された。マッカビ・ハイファのリーグ優勝争いに少しでも貢献したいとの思いから、当初の予定通り24日のマッカビ・テルアビブ戦までチームに帯同することで合意した」と伝えている。

 一方、沖縄県中頭郡中城村で行われているガンバ大阪のトレーニングキャンプは今月31日に終了。2次キャンプ実施の予定はない。そのため、ラヴィの合流時期は沖縄キャンプ終了前後になるとみられる。

 身長177cmの守備的MFであるラヴィは、キャプテンとしてマッカビ・ハイファをけん引。昨年にUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージの舞台でユベントスやパリ・サンジェルマン、ベンフィカといった強豪クラブと対戦しているだけに、ガンバ大阪での活躍も期待される。