シャルケ所属のカタールW杯日本代表DF吉田麻也(34)は、14日の練習試合で先発出場もハーフタイムで負傷交代。今月21日に控えるアイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地(26)やMF長谷部誠(38)との日本人対決にむけて不安を抱えている。そんな中、シャルケのトーマス・レイス監督は試合後、吉田麻也のパフォーマンスを批判した。
吉田麻也はカタールW杯終了後、日本への一時帰国をへてシャルケのトレーニングに再合流。14日に行われたベルダー・ブレーメン戦で先発出場したが、前半4分に先制点を献上。さらに10分には相手選手との接触で膝を負傷。一度ピッチを離れた後にプレーを再開したが、前半終了後に途中交代となった。
レイス監督はドイツメディア『RUHR24』のインタビューに対応。失点シーンについて聞かれると「残念ながら、吉田麻也は失点したときにまた相手選手を見失ってしまったんだ。もちろん、そのようなミスの結果、ビハインドを背負うのは非常に迷惑なことだ」と吉田麻也を痛烈批判。
吉田麻也が負傷により途中交代したことについては「数日のオフの後、万全の状態でトレーニングに復帰すると私は思う。今のところ、心配する必要はない。いずれにしても、後半からマルチン・カミンスキにチャンスを与える予定だった」と、起用法のプランに狂いがなかったことを明言。
『RUHR24』は指揮官の発言をうけて「レイス監督はこの日本代表選手のパフォーマンスに満足することができなかった」と綴っている。
吉田麻也は今年7月、日本代表DF板倉滉(25)の後釜としてシャルケに加入。今季開幕からここまでブンデスリーガ全試合で先発出場している。ただチームが最下位に低迷していることもあり、レイス監督はカタールW杯開催による中断期間中に吉田麻也を含めて全員のレギュラー白紙を明言していた。
コメントランキング