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フライブルク堂安律が批判「PSV在籍時と比べて…」2桁得点目標公言も

堂安律 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ・SCフライブルク所属のカタールW杯日本代表MF堂安律(24)は、ローマ、マンチェスター・シティ、ミランなど複数クラブからの関心が伝えられている。そんな堂安律が、SCフライブルクでの好調ぶりを回顧。オランダ1部PSVアイントホーフェン在籍時と比較した上で、自分自身にさらなるプレッシャーをかけている。

 同選手は昨年7月、PSVからSCフライブルクへ完全移籍。アルミニア・ビーレフェルト在籍時以来となるブンデスリーガ復帰を果たすと、2022/23シーズンはここまで公式戦22試合の出場で4ゴール4アシストをマーク。右サイドでレギュラーに定着しているほか、カタールW杯のドイツ戦とスペイン戦で同点ゴールをあげるなど、大舞台で結果を残している。

 そんな堂安律はカタールW杯での激闘を終えると、一時帰国した上でSCフライブルクに再合流。ブンデスリーガ再開初戦にむけて調整を続ける中、今月13日の練習試合・ハンブルガーSV戦では2度の決定機をゴールを決められなかった。

 試合後、ドイツ誌『キッカー』のインタビューに対応した堂安律は「トレーニングを積み重ねるたびに、そして週を追うごとに(僕のパフォーマンスは)良くなっていますね。監督は僕がもっといい選手になるために、たくさんの自信とアドバイスをくれます」と、クリスティアン・シュトライヒ監督と良好な関係にあることを強調。

 その一方で「PSVにいた頃よりはずっと良いプレーができています。ただもっとたくさんゴールを決めて、アシストすべきですね。シーズン通じて、10ゴール10アシストは僕にとって現実的な目標なんです」とコメント。『キッカー』は同選手の発言をうけて「今夏の新加入選手として地に足をつけた活躍を見せているが、自己批判を展開している」と綴っている。

 なおSCフライブルクは今季ここまでリーグ戦15試合を終えて、首位バイエルン・ミュンヘンから勝ち点4差の2位につけている。チームの上位躍進を支える堂安律のさらなる活躍に期待がかかる。