明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパス所属のカタールW杯日本代表MF相馬勇紀(25)は、ポルトガル1部カーサ・ピアACへの完全移籍合意が伝えられる中、今週中にも現地入りするようだ。ポルトガル紙『O JOGO』が報じている。
相馬勇紀は2019年に名古屋グランパスへ加入。鹿島アントラーズへのレンタル移籍をへて2021年に名古屋グランパスへ復帰すると、2022シーズンはJ1リーグ全試合に出場していた。
またカタールW杯アジア最終予選全試合では招集外だったものの、昨年7月のE-1選手権(旧東アジアサッカー選手権)決勝大会や9月27日のキリンチャレンジカップ2022・エクアドル戦でアピールに成功。カタールW杯直前の強化試合・カナダ戦で先制ゴールを叩き出したほか、カタールW杯本大会ではコスタリカ戦のみプレーしていた。
『O JOGO』は「相馬勇紀はカーサ・ピアAC移籍にむけて、今週中にリスボンに到着する予定だ」と報道。昨年11月の負傷し、今季中の復帰が絶望的となったブラジル人FWレオ・ナテル(25)にかわるアタッカーとして相馬勇紀を獲得するという。
また記事内では、カーサ・ピアACのスポーツディレクター(SD)であるディオゴ・ボア・アルマ氏が、過去にカタールW杯日本代表MF守田英正(27)のCDサンタ・クララ移籍を手掛けた人物として紹介されている。
なおカーサ・ピアACには、元アビスパ福岡所属選手であるMF邦本宜裕(25)が在籍。前線3トップの一角でレギュラーに定着している邦本宜裕と相馬勇紀の共演が期待される。
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