明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは、FWキャスパー・ユンカー(28)を名古屋グランパスへレンタル移籍により放出。セルティックに所属するギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)獲得の可能性が取りざたされる中、ノルウェー1部FKボデ/グリムトからノルウェー人DFマリウス・ホイブロテン(27)を完全移籍により獲得することがほぼ確実となった模様。元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツ(30)との強力センターバックコンビ結成が実現するようだ。
身長184cmで左利きのセンターバックであるホイブロテンは、2020年6月からFKボデ/グリムトに在籍。2021年3月までユンカーとともにプレーしていたほか、2022シーズンはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグやノルウェー1部リーグでほぼ全試合に先発出場。主力選手としてチームをけん引していた。
そんなホイブロテンの去就については、ノルウェー紙『ネッタビースン』電子版が先月15日に「浦和レッズがホイブロテンの獲得に乗り出した。移籍金およそ700万ノルウェークローネ(約9100万円)のオファーを提示したと言われている」と報道。
その後、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のポートランド・ティンバーズによる獲得オファー提示も報じられたが、今月4日までに浦和レッズが移籍金およそ1000万ノルウェークローネ(約1億3000万円)の支払いでクラブ間合意に達したとみられている。
『ネッタビースン』は4日の時点で「ホイブロテンは自身は3年契約締結で浦和レッズと合意する必要がある」と、浦和レッズが選手サイドと合意に達していない現状をリポート。
「すべてが計画通りに進めば、ホイブロテンは近日中に日本へ行き、現地で交渉をまとめることになる」としていたが、9日になって「彼は来週中に日本へ行き、移籍手続きを完了させる予定だ」と報道。同選手の浦和レッズ移籍が秒読み段階であることを明かした。
なお浦和レッズの守備陣では、京都サンガからDF荻原拓也(23)が復帰。一方でDF藤原優大(20)など若手選手が他クラブへ期限付き移籍している。
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