明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸所属のFW小田裕太郎(21)は、スコットランド1部ハーツへの完全移籍がほぼ確実とみられている。そんな中、ハーツを率いるロビー・ニールソン監督が同選手について初めて言及した。6日、英紙『デイリーレコード』が伝えている。
小田裕太郎の去就については、先月下旬にハーツ移籍の可能性が浮上。英メディア『フットボール・スコットランド』は移籍金100万ポンド(約1億6000万円)未満でクラブ間合意に達したとしつつも「小田裕太郎の労働許可証発行をイギリス政府から承認されない可能性がある」とリポート。
しかし英紙『エジンバラ・イブニングニュース』電子版は先月29日に「スコットランドサッカー協会の委員会で小田裕太郎の労働許可証発行の条件を満たしていることが確認された」と報道。ハーツが選手サイドと長期契約締結で合意に達したこともあわせて伝えていた。
するとニールソン監督は6日に行われた記者会見において「うまくいけば、小田裕太郎はあと2、3日すればここにやって来るだろう」と発言。『デイリーレコード』は同監督のコメントをうけて「小田裕太郎は、今週末にもハーツへの移籍が完了する見込みだ。彼の加入は、“もし”というより“いつ”ということになる」と、ハーツ移籍決定が秒読みとの見解を示した。
なおヴィッセル神戸は今月6日に2023シーズンの選手背番号を公式発表。2022シーズンに「41」番を着用していた小田裕太郎はリストに名を連ねていない。
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