明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属するブラジル人FWエウベル(30)は古巣からの関心が伝えられる中、今冬残留が濃厚とみられている。しかし横浜F・マリノスと契約延長を行わず、来季終了後に退団する可能性があるようだ。27日、ブラジルメディア『Super esportes』のジャーナリストが伝えている。
エウベルの去就については、『Super esportes』が今月22日に「クルゼイロがエウベルの獲得調査を行っている」と報道。しかし横浜F・マリノスと同選手の契約期間が2024年1月までであるほか、選手本人が横浜F・マリノスでのプレーに満足していることを伝えた上で、今冬獲得の可能性が低いという見解を示していた。
しかし『Super esportes』のジャーナリストであるホルヘ・二コラ氏は「エウベルはすでに来季も横浜F・マリノスでプレーすることに同意しているが、契約延長する気はないようだ」とリポート。
「クルゼイロにとって今冬エウベル獲得は不可能だが、2024年1月には日本サッカー界で良い時期を過ごしている選手を迎え入れる可能性がある」と、将来的な古巣復帰の可能性に触れている。
左ウイングを主戦場とするエウベルは2011年にクルゼイロでプロデビューすると、ブラジル国内の複数クラブをへて昨年1月に横浜F・マリノスへ完全移籍。来日1年目の昨季からリーグ戦37試合に出場するなど、攻撃陣の主力選手として活躍。今季もリーグ戦24試合の先発出場で8ゴールと、クラブのJ1優勝に大きく貢献していた。
なお横浜F・マリノスの外国籍選手では、今月27日にブラジル人FWレオ・セアラ(27)のセレッソ大阪移籍が正式決定。今季限りで契約満了とみられているブラジル人MFマルコス・ジュニオール(29)については母国復帰の可能性が報じられていたが、自身のインスタグラムアカウントを通じて来季もJリーグでプレーすることをほのめかしていた。
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