Jリーグ 清水エスパルス

清水の2億円オファー拒否も…Jリーグ勢関心でパルメイラスFW代理人に動き

ブレーノ・ロペス 写真:Getty Images

 J2降格の清水エスパルスは今年8月、ブラジル1部パルメイラスからブラジル人FWブレーノ・ロペス(26)獲得オファーを拒否されたと報じられている。そんなロペスに再びJリーグクラブが関心を寄せているようだ。21日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 身長178cmで右利きのロペスは、2020年11月にECジュベントゥージからパルメイラスへ完全移籍。加入1年目は19試合中9試合の先発出場で9ゴール2アシストと結果を残していたが、昨季以降はスタメンでの出場機会が減少。今季はリーグ戦23試合の出場だったものの、スタメンに名を連ねたのはわずか1試合。チームがリーグ優勝を果たす中、不本意な形でシーズンを終えている。

 ブラジルメディア『R7』は今年7月、同選手とパルメイラスの契約期間が2024年12月までであると報道。『Fanaticos』は8月はじめに「清水エスパルスがロペスの保有権の50%取得にむけて、移籍金700万レアル(約1億8000万円)というオファーを提示したが、パルメイラスは監督の要望もあり放出に応じなかった」と伝えていた。

 それでも『グローボ』の報道によると、ブラジル1部フォルタレーザととあるJリーグクラブがロペス獲得に興味を示しているとのこと。また同選手の代理人が21日時点で日本国内に滞在していることもあわせて伝えた上で「ロペスにJリーグ移籍の可能性があるが、まだ具体的なことは何も起きていない」と 綴っている。

 パルメイラス加入以降、2度のコパ・リベルタドーレス(南米選手権)制覇をはじめ複数のタイトルを獲得しているロペス。主に両サイドで起用されている同選手の獲得へ、どのJリーグクラブが動いているのか注目が集まる。