プレミアリーグ ウルヴァーハンプトン

アトレティコFWクーニャ争奪戦はウルブスに軍配か。買い取り義務付きのレンタル

マテウス・クーニャ 写真:Getty Images

 ウルバーハンプトン・ワンダラーズが、アトレティコ・マドリードに所属するブラジル代表FWマテウス・クーニャ(23)の獲得に近づいているようだ。

 クーニャは昨夏にヘルタ・ベルリンからアトレティコに完全移籍すると、スピードを生かした突破力やオフ・ザ・ボールの動き出しを武器に加入初年度の昨季はラ・リーガ29試合に出場して6ゴール7アシストを記録。だが、今季はここまで公式戦17試合に出場しているものの、ノーゴールとなっている。

 そんな同選手にはアーセナルやチェルシー、アストン・ビラなど複数プレミアクラブが争奪戦を展開。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、フレン・ロペテギ新監督が就任したウルブスが争奪戦を制した模様だ。

 伝えられるところによれば、ウルブスはアトレティコと移籍金4000万ユーロ〜5000万ユーロ(約57億9000万円〜約70億円)の買い取り義務が付随したレンタルで口頭でのクラブ間合意に達しているという。また、個人合意にも至っており、メディカルチェックが予定されているようで、全ての書類が数日中に準備される予定のようだ。