Jリーグ レノファ山口

山口、関憲太郎と契約更新も…U23韓国代表GKを4年契約で獲得か

関憲太郎 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグ・レノファ山口は今月12日、正守護神として活躍していたGK関憲太郎(36)との契約更新を公式発表しているが、韓国人GKチェ・ヒョンチャン(22)の獲得も確実にしたようだ。12日、韓国のサッカー専門誌『ベストイレブン』が報じている。

 『ベストイレブン』の伝えたところによると、チェ・ヒョンチャンは、身長190cm体重82kgと恵まれた体格を生かしたセービングや抜群の反射神経、さらには足元の技術の高さを活かしたビルドアップ能力を兼ね備えているとのこと。

 同選手は韓国の鮮文大学で頭角を現すと、今年開催の『デンソーカップ大学日韓定期戦』に出場。大学日本代表との一戦で好パフォーマンスを発揮したこともあり、今年10月にはU23韓国代表に選出されたという。

 そんなチェ・ヒョンチャンの去就について、韓国国内のサッカー関係者は「彼はレノファ山口と4年契約締結で合意し、来年1月上旬に正式に入団することになった」と語った模様。『ベストイレブン』は両者が長期契約を結ぶことについて「大学生のゴールキーパーに4年契約を提示したということは、クラブがこの選手にビジョンを見出していたことを証明している」と綴っている。

 レノファ山口のゴールキーパー陣では関憲太郎の今冬残留が決まったほか、横浜F・マリノスから加入していたGK寺門陸(20)の育成型期限付き移籍期間延長も正式決定している。

 直近2シーズンはベテランの関憲太郎が正守護神を務めていただけに、韓国人の有望株であるチェ・ヒョンチャンの加入によりポジション争いでどのような変化が生まれるのか注目が集まる。