ベスト8進出のクロアチア、主将モドリッチが試合を総括「日本はとても嫌なチーム」

　レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、準々決勝進出を喜んだ。クロアチア『Dalmacijanews』が伝えた。

　カタール・ワールドカップ（W杯）のグループFを2位通過したクロアチアは、5日にグループEを首位通過した日本と対戦。43分にFW前田大然のゴールで先制を許したが、55分にMFイバン・ペリシッチのゴールで追いついて同点に。延長戦も含めた120分間でも決着がつかず、PK戦にもつれ込むとGKドミニク・リバコビッチがPKを3本ストップし、クロアチアが準々決勝に駒を進めた。

　その試合後、主将として延長前半までプレーしたモドリッチは試合後、準優勝した前回大会に続いてベスト8に進出できたことを喜び。日本に苦戦したことを認めた一方で、前半のパフォーマンスに反省の弁を述べた。

　「ドラマなしでは成り立たないね。準々決勝に進出できたことを嬉しく思う。日本はとても嫌なチームで、自分たちの目で見た。レーシングやフィジカルともに素晴らしかった。前半は自分たちのレベルでプレーできなかった。もし、その前に何度かチャンスを作っていれば、違った展開になっていたかもしれない」

　「後半は自分たちを鼓舞して、センターリングからチャンスを作ることにした。そこから、ゴールを決められると思った。最後はリバコビッチはシュートストップで奇跡を起こしてくれた」