森保一監督率いる日本代表は6日、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)決勝トーナメント1回戦・クロアチア代表と対戦。FW南野拓実(ASモナコ)、MF三笘薫(ブライトン)、DF吉田麻也(シャルケ)がPKを止められたこともあり、ベスト16で姿を消した。試合後、日本代表選手や森保一監督に対する批判や誹謗中傷を巡ってSNS上で議論が飛び交っているほか、DF長友佑都(FC東京)のコメントに注目が集まっている。
日本代表は43分にショートコーナーからFW前田大然(セルティック)が押し込み、先制ゴールをマーク。55分にクロスからFWイバン・ペリシッチ(トッテナム・ホットスパー)に同点ゴールを許すと、その後は一進一退の攻防を繰り広げる。
そして1-1のままPK戦に突入すると、南野拓実、三笘薫、吉田麻也がGKドミニク・リヴァコヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)に止められると、GK権田修一(清水エスパルス)もPKストップとはならず1-3で敗れた。
試合後、DF長友佑都(FC東京)はメディアインタビューで「一生懸命最後まで戦った後輩たちと、勇気を持ってPKを蹴った選手たちを称えてほしいと思います」とコメント。PK失敗の3選手を擁護するとともに、労いの言葉を送るようファンに呼び掛けたことにより話題を呼んでいる。
その一方で、ツイッター上では「誹謗中傷」や「PK失敗」がトレンド入り。PK失敗の3選手に対する批判が沸き起こる中、「誹謗中傷と批判は違う」、「誹謗中傷はもってのほか」などと誹謗中傷を止めるように呼びかけるSNSユーザーが多く見受けられている。
なお先月27日のコスタリカ戦では、DF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)が三笘薫にほとんどパスを供給しなかったとして戦犯扱いを受けると、同選手のインスタグラムアカウントに過度な批判や誹謗中傷のメッセージが多数寄せられていた。
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