明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは先月、リカルド・ロドリゲス監督の後任としてポーランド人のマシエイ・スコルツァ氏を招へいしたと公式発表。今月5日、ポーランド1部TSポドベスキジェ・ビェルスコ=ビャワのアシスタントコーチを務めていたボイチェフ・マコフスキ氏の入閣が新たに決まった。
浦和レッズ新監督のスコルツァ氏は、2006年にポーランド代表のアシスタントコーチとしてFIFAワールドカップ・ドイツ大会に参戦。ドイツW杯終了後はポーランド国内の複数クラブを率いたほか、2018年3月から2年間にわたって23歳以下のUAE代表を指揮していた。
また昨年7月から再びレフ・ポズナンを指揮すると、2021/22シーズンのリーグ戦で2位に5ポイント差をつけて優勝。自身通算4度目となるポーランド1部リーグ制覇を成し遂げていた。
そんなスコルツァ氏の右腕として、2021/22シーズンにレフ・ポズナンを支えていたのが32歳のマコフスキ氏だ。同氏は2021/22シーズン終了後にスコルツァ氏とともにレフ・ポズナンを退団。今年9月にビェルスコ=ビャワのアシスタントコーチに就任していた。
しかしビェルスコ=ビャワは今月5日、マコフスキ氏と双方合意のもと契約解除したと発表。同氏の新天地が浦和レッズであることを明らかにするとともに「お疲れ様でした。今後のご活躍をお祈りしています」と公式サイトを通じてメッセージを送っている。
またポーランドメディア『SportoweFaktyPL』は、マコフスキ氏の浦和レッズコーチ就任について「ポーランド1部リーグからJリーグへの興味深い移籍」とした上で「浦和レッズの組閣は完成しつつある」と綴っている。
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