明治安田生命J2リーグ・大分トリニータ所属のブラジル人FWサムエル(22)は、ブラジル3部ECヴィトーリアへ復帰する可能性があるようだ。23日、ブラジルのラジオ局『Radio Transamerica』が伝えている。
同選手は今年2月にECヴィトーリアから大分トリニータへ完全移籍。来日1年目の今季は開幕から2カ月間はほぼ全試合でベンチ外だったものの、5月に入ると出場機会を確保。8月以降は13試合の出場で4ゴールをあげるなど、チームの上位躍進に大きく貢献していた。
そんなサムエルについてブラジルメディア『グローボ』は昨年12月、大分トリニータがECヴィトーリアに対して移籍金50万ドル(当時約5700万円)を支払い、同選手の保有権の51%を獲得すると報じていた。
しかし『Radio Transamerica』の記者が伝えたところによると、ECヴィトーリアはブラジル2部グレミオ・ノヴォリゾンチーノで今季までプレーしていたMFディエゴ・トーレスの獲得が濃厚であるほか、サムエルの再獲得に動く可能性もあるとのこと。ただ、大分トリニータや選手サイドとの交渉の有無等については現時点で伝えられていない。
なお大分トリニータの外国籍選手では、ブラジル人MFエドゥアルド・ネット(30)の退団がすでに決定。一方でブラジル人MFペレイラ(25)については、完全獲得への移行にむけてブラジル1部アトレチコ・ゴイアニエンセとの交渉継続が報じられている。
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