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横浜FC移籍秒読み?ブラジル2部所属FWが退団明言。給与未払い発覚も

横浜FCのゴール裏 写真:Getty Images

 J1昇格を果たした横浜FCは、ブラジル2部ロンドリーナECで今季までプレーしていたブラジル人FWカプリーニ(25)の獲得に近づいている可能性があるようだ。17日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。

 同選手は身長167cmで左利きのウインガー。ECジュベントゥージやECバイーアのBチームなどブラジル国内の複数クラブでプレーすると、昨年5月にECジュベントゥージを退団してロンドリーナECへ移籍。ロンドリーナEC加入1年目はスーパーサブの立場だったが、今季はほぼ全試合で先発出場。4ゴール5アシストをあげていた。

 そんなカプリーニの去就についてはブラジル国内のラジオ局『Paiquere 91.7』が先月末、同選手が横浜FCへ移籍する可能性を報じていた。またロンドリーナECのチームメイトであり、川崎フロンターレ移籍が噂されるブラジル人FWドウグラス・コウチーニョ(28)が給与未払いの実態を告白。複数選手の退団が予想されていた。

 『グローボ』の報道によると、カプリーニとロンドリーナECの契約期間は来年5月まで残っていたとのこと。しかしブラジル国内クラブやJリーグクラブからオファーが届いているという。

 また本人は『グローボ』のインタビューに応じると「僕は代理人と一緒になって最良の選択をするつもりだ。今季限りでロンドリーナECを退団しないといけない。ロンドリーナECを去るのは悲しいけど、新しいチャレンジに立ち向かうのも楽しみだね」と今冬移籍を明言している。

 なお横浜FCの前線では、FW渡邉千真(36)が契約満了により今季限りで退団している。また外国籍選手では、ブラジル人MFハイネル(31)が今季限りで契約満了を迎えるが、17日時点でハイネルに関する公式発表は行われていない。