Jリーグ

契約解除金は14億円?Jリーグ勢のブラジル1部長身FWに対する関心再燃か

アレフ・マンガ 写真:Getty Images

 ブラジル1部コリチーバ所属のブラジル人FWアレフ・マンガ(27)は昨年Jリーグ挑戦の可能性が取りざたされたが、今季終了後に再び日本国内のクラブから関心を寄せられているようだ。16日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。

 マンガは身長190cmで右利きの大型ストライカー。昨年5月にボルタ・レドンダからゴイアスへレンタル移籍すると、昨季はリーグ戦で10得点をあげるなどチームの1部昇格に大きく貢献。昨季終了後に日本やUAE、サウジアラビア、アメリカ、メキシコ方面からの関心が報じられる中、コリチーバへ完全移籍。今季もブラジル1部リーグ38試合中30試合の先発出場で9ゴール5アシストと結果を残していた。

 『グローボ』の報道によると、コリチーバ幹部はマンガのパフォーマンスを高く評価。選手サイドとはすでに2年間の契約延長で合意に達しているとのこと。新契約にはブラジル国外クラブに対してのみ適用可能な1000万ユーロ(約14億円)の契約解除条項が盛り込まれているという。

 それでも同選手にはブラジル1部昇格組のクルゼイロやヴァスコ・ダ・ガマ、アメリカ・ミネイロが関心を寄せているほか、中東や日本、韓国のクラブも動向を注視しているようだ。

 ただマンガ本人は『グローボ』のインタビューで自身の今後について「サポーターにより多くの喜びを与えるために、僕はここに残るよ。もう1シーズンはコリチーバでプレーするだろうね」とコメント。今冬残留への強い思いを明かしている。