J2降格の清水エスパルスは、元日本代表MF原輝綺(24)にスイス1部グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ移籍の可能性があると報じられている。その一方で今年7月に加入したばかりのブラジル人MFヤゴ・ピカチュウ(30)も退団に向かっているかもしれない。
同選手は今年7月、ブラジル1部フォルタレーザECから清水エスパルスへ完全移籍。7月31日の第23節・サガン鳥栖戦で先発出場しJリーグデビューを果たすと、その後9月中旬まで7試合つづけてスタメン出場。10月以降は全4試合で途中出場したが来日初ゴールを挙げることはできなかった。
ピカチュウの契約については、年俸70万ドル(当時約9600万円)による2年半契約を結んでいるとブラジルメディアが報道。またフォルタレーザECの会長は同選手の放出で移籍金80万ドル(当時約1億1000万円)を手に入れることを明かしていた。
そんな中ブラジルメディア『Band News』のジャーナリストが報じたところによると、フォルタレーザECがピカチュウの再獲得に動く可能性があるとのこと。フォルタレーザECはピカチュウの他にも、かつてV・ファーレン長崎でプレーしていたアトレチコ・ゴイアニエンセ所属のMFウェリントン・ハット(30)にも関心を寄せているという。
なおフォルタレーザECは今季、ブラジル1部リーグで勝ち点55を獲得。来季コパ・リベルタドーレス(南米選手権)グループステージ出場圏内の6位アトレチコ・パラナエンセから3ポイント差の8位に終わっていた。
J2降格ということもあり、一部からは1億円以上の移籍金を費やしてピカチュウを獲得したクラブ幹部への批判も沸き起こっている。ゼ・リカルド監督とともにピカチュウの去就にも注目が集まっている。
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