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ブライトン三笘薫に「波乱演出ある」W杯注目選手7名を米メディア厳選

三笘薫 写真:Getty Images

 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は、アイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地(26)らとともにFIFAワールドカップ・カタール大会での活躍が期待されている。そんな三笘薫はブライトンで結果を残していることもあり、海外メディアからも一目置かれる存在になっている。

 三笘薫は今年7月、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でのレンタル移籍を終えてブライトンへ復帰。先月1日のリバプール戦でイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(23)を相手にドリブル突破したほか、同点ゴールをアシストしていた。

 また先月14日のブレントフォード戦で右足首を負傷。カタールW杯欠場の可能性が心配されていたが、29日のチェルシー戦で復帰。復帰初戦にもかかわらずプレミアリーグで初めて先発出場すると、先制点をアシストするなどチームの勝利に大きく貢献。今月10日のEFLカップ3回戦でもプレミアリーグ首位のアーセナルからゴールを奪うなど、継続して好パフォーマンスを発揮している。

 そんな中、米大手のテレビネットワーク『NBC』は「カタールW杯でブレイクする選手」と題した特集記事を掲載。三笘薫やマジョルカ所属の韓国代表MFイ・ガンイン(21)やPSVアイントホーフェン所属のオランダ代表FWシャビ・シモンズ(19)、MLSシャーロットFC所属のポーランド代表FWカロル・シフィデルスキ(25)、ベンフィカ所属のポルトガル代表FWゴンサロ・ラモス(21)、クラブ・ブルッヘ所属のデンマーク代表FWアンドレアス・スコフ・オルセン(22)、バイエルン・ミュンヘン所属のモロッコ代表DFノゼア・マズラウィ(24)の7選手を紹介している。

 また三笘薫については「今季ブライトンで驚異的な活躍を見せるなど、この日本代表のプレーメーカーはかなり成長している。昨季はベルギー1部のユニオンSGで素晴らしい活躍を見せているほか、今年の代表戦では8試合で5ゴール(うち1ゴールはアメリカ戦)をマークしている」

 「彼はとても速く、巧みであり、ダイレクトプレーを得意とする。三笘薫と日本代表は、カタールW杯での番狂わせにより多くの人々にサプライズをもたらすだろう」と評価。スペイン代表やドイツ代表と同居するグループEで番狂わせを起こす可能性を指摘した。

 森保一監督は、以前から三笘薫の個人能力による局面の打開を期待している。カタールW杯での起用法を巡ってスタメン出場とスーパーサブで意見が分かれているが、いずれにしてもW杯優勝候補相手にゴールを奪うことが求められる。