明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは、リカルド・ロドリゲス監督とと今季をもって監督職を解除することをすでに公式発表している。そのリカルド・ロドリゲス監督の後任として、ポーランド1部リーグ優勝経験を持つマチェイ・スコルジャ氏を招へいする可能性があるようだ。4日、ポーランドメディア『SportSlaski』が報じている。
浦和レッズはリカルド・ロドリゲス体制1年目の昨季に天皇杯を制して、今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得。今季もACLで決勝進出と結果を残していたが、天皇杯やルヴァンカップで敗退。J1リーグでも優勝の可能性が消滅している中、先月29日の第33節・横浜F・マリノス戦で1-4で敗れると、クラブは先月31日にリカルド・ロドリゲス監督との監督職解除に踏み切っていた。
リカルド・ロドリゲス監督の後任候補には、元RBライプツィヒアシスタントコーチのアヒム・バイアロルツァー氏や元名古屋グランパス指揮官のマッシモ・フィッカデンティ氏の名前が挙がっていた。
そんな中、『SportSlaski』のジャーナリストは4日に「マチェイ・スコルジャ氏はすでに日本にいる。彼は浦和レッズと契約を結ぶようだ」とツイートしている。
現在50歳でUEFAプロライセンスを有するスコルジャ氏は、2006年にポーランド代表のアシスタントコーチとしてFIFAワールドカップ・ドイツ大会に参戦。ドイツW杯終了後はポーランド国内の複数クラブを率いたほか、2018年3月から2年間にわたって23歳以下のUAE代表を指揮している。
また同氏はポーランド1部リーグ優勝4度の実績を持っており、2021/22シーズンにはレフ・ポズナンの監督としてタイトルを獲得。2021/22シーズン終了後に個人的な理由でレフ・ポズナン指揮官を退任し、およそ5カ月にわたり無所属状態となっていた。
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