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W杯ドイツ戦出場待望論噴出!ボルシアMG板倉滉が復帰間近に

板倉滉 写真:Getty Images

 ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属のDF板倉滉は負傷離脱中であるが、FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバーに選出されている。その板倉滉の復帰が間近となっているようだ。

 板倉滉は今年7月にマンチェスター・シティからボルシアMGへ完全移籍すると、いきなりセンターバックでレギュラーに定着していたが、9月12日のトレーニング中に左膝の内側側副靭帯を断裂。手術せず保存治療で経過観察する中、先月7日までにグラウンドでのランニングを始めている。

 またボルシアMGのダニエル・ファルケ監督は先月7日の記者会見で「板倉滉のリハビリ過程は予定通りだ。ただすでに話しているように、残念ながら彼は今後数週間はプレーできないだろう」と同選手の現状を明かしていた。

 ボルシアMGの公式発表によると、同選手は今月2日にボールを使った個別トレーニングを開始したとのこと。ドイツメディア『Ligainsider』も「最近行っていたランニングトレーニングに比べれば進歩している。リハビリは終盤に差し掛かっているようだ」と伝えている。

 ただ一方で「板倉滉の復帰時期に関しては、ブンデスリーガのウィンターブレイク前ではないだろう。少なくとも、2週間前の時点ではそうだった」と見解を披露。カタールW杯前の強化試合・カナダ戦や本番ぶっつけでの復帰が既定路線であるようだ。

 板倉滉は8月下旬、バイエルン・ミュンヘンとの一戦でセネガル代表FWサディオ・マネやドイツ代表FWレロイ・サネらのシュートをブロックするなど、再三にわたり決定機を阻止。バイエルンから勝ち点1をもぎ取っているだけに、日本国内のサッカーファンからも同選手のドイツ戦出場を願う声が沸き起こっている。