
DF陣:板倉、冨安、伊藤、谷口らの幅広い起用
DF登録の選手は9名が名を連ね、怪我の影響が心配された板倉滉(ボルシアMG)もメンバー入り。板倉が間に合ったことで、戦術の幅は一気に広がった。その他にも冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(シュトゥットガルト)などユーティリティさを持つ選手が多く、また板倉が選ばれながら谷口彰悟(川崎フロンターレ)も招集されたことから、森保監督がさまざまな状況を想定していることがうかがえる。
前回大会(ロシアW杯2018)決勝トーナメント1回戦のベルギー戦では、本大会直前の監督交代(ヴァヒド・ハリルホジッチ監督から西野朗監督へ)の影響もあり、終盤の逃げ切り策を持たなかったことが最後に響いた(2-3で惜敗)。だが今カタールW杯に向けては前回大会以上にDF陣の質が高く、森保監督は長きにわたって指揮を執る。これまでの起用法に限らない幅の広い起用が期待できそうだ。

FIFAワールドカップカタール2022に臨む26名の顔ぶれは以下のとおり。
GK
- 川島永嗣(ストラスブール/フランス)
- 権田修一(清水エスパルス)
- シュミット・ダニエル(シント・トロイデン/ベルギー)
DF
- 長友佑都(FC東京)
- 吉田麻也(シャルケ/ドイツ)
- 酒井宏樹(浦和レッズ)
- 谷口彰悟(川崎フロンターレ)
- 山根視来(川崎フロンターレ)
- 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)
- 中山雄太(ハダースフィールド/イングランド)
- 冨安健洋(アーセナル/イングランド)
- 伊藤洋輝(シュトゥットガルト/ドイツ)
MF/FW
- 柴崎岳(レガネス/スペイン)
- 遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
- 伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
- 浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)
- 南野拓実(モナコ/フランス)
- 守田英正(スポルティング/ポルトガル)
- 鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
- 相馬勇紀(名古屋グランパス)
- 三笘薫(ブライトン/イングランド)
- 前田大然(セルティック/スコットランド)
- 堂安律(フライブルク/ドイツ)
- 上田綺世(サークル・ブルッヘ/ベルギー)
- 田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
- 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
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