
明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスは今年6月、元ブラジル代表FWジョー(35)の契約問題を巡る裁判でブラジル1部コリンチャンスや同選手に勝訴。賠償金の一部が支払われたとブラジル国内で報じられる中、国際サッカー連盟(FIFA)がジョーに処分を科したようだ。26日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
ジョーは2020年4月、名古屋グランパスとの契約を残していたにもかかわらず無断で帰国し、コリンチャンスと契約を締結。名古屋グランパスが契約不履行を理由に訴訟を起こすと、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は今年6月18日、ジョーとコリンチャンスに対して賠償金260万ドル(約3億5000万円)を名古屋グランパスに支払うよう命じている。
コリンチャンスの会長は先月1日にブラジルメディア『UOL』のインタビューで、名古屋グランパスと賠償金の支払い方法について協議中であることを明言。ブラジルメディア『Meu Tiamo』は、先月12日までに賠償金の分割払いでクラブ間合意に達し、一部の支払い完了を報じていた。
またジョーはトレーニングを無断欠席を繰り返したことにより、今年6月にコリンチャンスを退団してブラジル1部セアラーSCへ加入。両者の契約は2023年12月まで残っていたものの、選手サイドが18か月分の給料をはじめ総額1430万レアル(約3億8500万円)の受け取りを放棄したとみられている。
そんな中『グローボ』の報道によると、FIFAはコリンチャンスが賠償金の支払いを完了していないことを理由に、ジョーに対して今月27日のリーグ戦で出場停止処分を科したとのこと。またコリンチャンスはすでに50万ドル(約7300万円)の支払いを終えている中、残りの賠償金についても今月24日午後に支払いが完了したと主張しているという。
なおジョーはセアラーSCでレギュラーに定着。直近4試合で先発出場して1ゴールを挙げている。ただ一方でセアラーSCはジョーの加入以降、リーグ戦で1勝5分4敗と失速。リーグ戦残り5試合となる中、残留争いに巻き込まれている。
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