明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡に所属するブラジル人FWルキアン・アラウージョ(30)が、J1残留にむけての意気込みや自身の今後について語った。24日、ブラジルメディア『VAVEL』が同選手の言葉を伝えている。
ルキアンは昨季にJ2リーグで22ゴールを挙げて得点王に輝くと、ジュビロ磐田からアビスパ福岡へ完全移籍。ただ加入1年目の今季は序盤から得点力不足に陥ると、5月以降はベンチ要員に降格。7月以降にレギュラーの座を奪い返しているが、7月2日の第19節・FC東京戦を最後にリーグ戦でのゴールがない。
またアビスパ福岡もリーグ戦残り2試合の時点で、8勝10分14敗。J2自動降格圏の17位ガンバ大阪からわずか1ポイント差の15位と、J1残留へ予断を許さない状況が続いている。
そんな中、ルキアンは母国メディアのインタビューに対応。「僕たちはJ1残留という目標を達成して、良い形で今シーズンのリーグ戦を終えるためにもハードワークしているんだ。この目標を実現するためにも、これから先の2週間は全力で戦うよ」と残り2試合での目標を語っている。
また同選手は「個人的に今シーズンはポジティブだったので、とてもうれしいね。これからも成長し続けて、Jリーグで僕自身の歴史を築き上げるために頑張るよ」とコメント。来季以降もJリーグでのプレーを望んでいることを明かした。
アビスパ福岡は今月29日の第33節で柏レイソルと対戦。来月5日の最終節では敵地で浦和レッズと激突する。ルキアンが自らのゴールでJ1残留という目標達成に貢献できるか注目が集まる。
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