明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパス所属のGKミッチェル・ランゲラック(34)は、先月の国際親善試合でオーストラリア代表に電撃復帰。FIFAワールドカップ・カタール大会出場が微妙とみられていたが、第3GKとしてメンバー入りする可能性があるようだ。
ランゲラックは昨年5月に一度オーストラリア代表引退を表明。新型コロナウイルス感染拡大により家族との時間を優先する意向を示していた。しかし代表引退後もオーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督と定期的に連絡をとると、先月に代表復帰を決断。先月22日と25日の国際親善試合・ニュージーランド戦でメンバー入りしたものの、出番はなかった。
同選手についてはオーストラリアメディア『ザ・ロアー』が先月末、ニュージーランド戦2試合で出番が無かったことをうけて「シドニーFC所属のアンドリュー・レッドメインは(カタールW杯予選で)ほとんど出番がなかった。しかしペルー戦におけるPK戦のヒーローであるレッドメインが、ニュージーランド戦で先発出場したことは驚きだった」
「その一方で代表引退を撤回したランゲラックは、ニュージーランドとの2試合で1秒たりとも出番がなかった」とし、カタールW杯出場枠を巡る争いでレッドメインらに後れをとっているとの見解を示していた。
そんな中、オーストラリアメディア『DMARGE』は今月13日、カタールW杯オーストラリア代表メンバーを予想。ゴールキーパーでは正守護神のGKマシュー・ライアン(30)とレッドメインの2選手を当確に挙げる一方、ランゲラックと豪州1部セントラルコースト・マリナーズFC所属のGKダニエル・ヴコヴィッチ(37)による最後の1枠を巡る争いとの見解を示している。
またセレッソ大阪所属のFWアダム・タガート(29)やファジアーノ岡山所属のFWミッチェル・デューク(31)についてメンバー入り濃厚と予想。アルビレックス新潟所属のDFトーマス・デン(25)については「センターバックとウィングバックの両方でプレーできる万能なオプションが残されている」とユーティリティ性を高く評価している。
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『DMARGE』予想のカタールW杯オーストラリア代表メンバー
GK
マシュー・ライアン(コペンハーゲン)
アンドリュー・レッドメイン(シドニーFC)
ミッチェル・ランゲラック(名古屋グランパス)
DF
トレント・セインズベリー(アル・ワクラSC)
ミロシュ・デゲネク(コロンバス・クルー:元横浜F・マリノス)
トーマス・デン(アルビレックス新潟)
ジョエル・キング(オーデンセBK)
ナサニエル・アトキンソン(ハート・オブ・ミドロシアンFC)
アジズ・ベヒッチ(ダンディー・ユナイテッド)
キー・ロールズ(ハート・オブ・ミドロシアンFC)
ハリー・サウター(ストーク・シティ)
MF
アーロン・ムーイ(セルティック)
ジャクソン・アーヴァイン(ザンクトパウリ)
デニス・ジェンロー(トゥールーズFC)
アルディン・フルスティッチ(エラス・ベローナ)
ジャンニ・ステンスネス(バイキングFK)
ライリー・マッグリー(ミドルズブラ)
コナー・メトカーフ(ザンクトパウリ)
FW
ミッチェル・デューク(ファジアーノ岡山)
アダム・タガート(セレッソ大阪)
ジェイソン・カミングス(セントラルコースト・マリナーズ)
マーティン・ボイル(ハイバーニアンFC)
ガラン・クオル(セントラルコースト・マリナーズ)
ジェイミー・マクラーレン(メルボルン・シティFC)
マシュー・レッキー(メルボルン・シティFC)
アワー・メイビル(カディスFC)
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