明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ所属のブラジル人FWマルシーニョ(27)は、エジプト1部の強豪アル・アハリへ移籍するようだ。29日、『elwatan sport』など複数のエジプトメディアが一斉に伝えている。
マルシーニョはブラジル1部SCインテルナシオナルやフォルタレーザEC、中国スーパーリーグの重慶両江競技足球俱楽部など複数クラブでプレー。昨年8月に川崎フロンターレへ加入すると、昨季は左ウイングでレギュラーをつかんでいた。
そして今季はここまでJ1リーグで30試合中19試合に先発出場し、9ゴール3アシストをマーク。7月以降はほぼ全試合でスタメンに名を連ねるなど、前線の中心選手として活躍している。
ただ『elwatan sport』の報道によると、アル・アハリはマルシーニョ獲得にむけて川崎フロンターレとの交渉を進めているとのこと。またエジプトメディア『Btolat』は「アル・アハリは、川崎フロンターレに所属するマルシーニョと130万ドル(約1億9000万円)で合意した」と報道。エジプト国内の移籍ウィンドウが来月10日までであることから、近日中にも正式決定する可能性があるという。
アル・アハリはエジプト1部リーグを42度、国内カップ戦を37度、CAFチャンピオンズリーグ(アフリカサッカー選手権)も10度制した強豪。2019年8月から2020年10月まで鹿島アントラーズ前監督のレネ・ヴァイラー氏が指揮しており、2019/20シーズンの国内リーグ戦で優勝していた。
また2021/22シーズンは首位ザマレクから7ポイント差の3位で終了。来月9日からCAFチャンピオンズリーグの2次予選に臨む。
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