ジュビロ磐田は明治安田生命J1リーグ残り5試合の時点で最下位に低迷。J2降格の可能性が高まる中、クラブは23日に「シーズン終盤戦に向けて【その一戦に、全てを注げ。】」と題した声明を発表している。
ジュビロ磐田は今季序盤からJ1残留争いを強いられると、先月13日のJ1リーグ第25節・浦和レッズ戦では0-6と大敗。翌日に伊藤彰監督の解任に踏み切ると、渋谷洋樹ヘッドコーチが監督に就任している。ただリーグ戦直近5試合で2分3敗、J1残留圏内の15位湘南ベルマーレから7ポイント差の最下位に沈むなど依然として苦戦を強いられている。
その中、クラブは声明で「平素よりジュビロ磐田を熱くサポートいただき、誠にありがとうございます。現在、リーグ戦5試合を残して16位と勝ち点6差と、私達は残留に向けて極めて苦しい状況に立っています」
「今できることは、ここからの一戦一戦に全てを懸けて闘うこと。ただそれだけです。クラブとして、今の状態で皆様にさらなる応援をお願いするのは難しい状況だということは重々承知しております。ですが、何としてもJ1に残留するためには、皆様の応援が必要不可欠です」
「ジュビロ磐田に関わるすべての人々の想いを背負ってピッチに立つ選手達が、揺らがない闘志を持ち、勝利だけを信じて、最後の一秒まで走り続けられるように、超満員のヤマハスタジアムで選手達をピッチに送り出したい。どうか皆様の力を貸してください。J1残留を諦めている者は一人もいません。最後まで一緒に闘いましょう」とサポーター等にメッセージを送っている。
またクラブ公式Youtubeチャンネルでは「その一戦に、全てを注げ。」と題した動画を公開。試合前のロッカールームで「全員の力で絶対に勝つぞ」といった言葉で選手たちがチーム全体の指揮を高める時の音声が収録されている。
なおジュビロ磐田は来月1日、清水エスパルスとの静岡ダービーに臨む。ダービーマッチで現状打破へのきっかけをつかむことはできるのだろうか。
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