プレミアリーグ トッテナム

今夏トッテナムが獲得のウディネーゼDF、インテルやユベントスも関心を示していた…

デスティニー・ウドジェ 写真:Getty Images

 ウディネーゼでプレーするU-21イタリア代表DFデスティニー・ウドジェ(19)に対して、インテルとユベントスが関心を示していたようだ。イギリス『HITC』が伝えた。

 ベローナ下部組織出身のウドジェは2020年11月にトップチームデビューを果たすと、2021年夏に買い取り義務付のレンタルでウディネーゼへ移籍。187cmの体躯を生かしたフィジカルを武器に昨季のセリエA35試合に出場して5ゴール3アシストの数字を残した。

 この活躍を受けて、今夏にトッテナム・ホットスパーへ移籍が決まったウドジェ。今季はウディネーゼに残って経験を積むことになったイタリア人サイドバックについて、代理人であるステファノ・アントネッリ氏がインテルやユベントスからの関心を明かし、トッテナム移籍の経緯も明かした。

 「インテルがこの選手に興味を持っていたのは事実だ。しかし、それは経済的な意味を持つ取引で、インテルはサポートできなかった。インテルのスポーツ・ディレクターのピエロ・アウジリオはその可能性を生み出すための条件を整えたが、それは現実的な選択肢ではなかった。ユベントスもそうだった」

 「トッテナムは2000万ユーロ(約28億7000万円)を支払い、さらにボーナスで600万ユーロ(約8億6000万円)も支払った。あとは自分が知っていることをやり続けなければいけない。11月28日に彼は20歳となる。彼は今と同じように成長の道を歩み続けなければいけない」