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横浜FCハイネル「川崎で味わった感覚を…」J2優勝へ新潟ライバル視も

ハイネル 写真:Getty Images

 横浜FC所属のブラジル人MFハイネル(31)が、明治安田生命J2リーグ優勝への意気込みや2位アルビレックス新潟へのライバル意識を語った。8日、ブラジルメディア『ランセ』が同選手のコメントを伝えている。

 ハイネルはサンフレッチェ広島で3年間プレーした後、昨年12月に横浜FCへ加入。今季は開幕からしばらく公式戦欠場がつづいていたが、5月25日のJ2リーグ第18節・いわてグルージャ盛岡戦で新天地デビュー。いわてグルージャ盛岡戦から先月上旬にかけてリーグ戦ほぼ全試合で先発出場していたが、先月16日の第31節・ザスパクサツ群馬戦以降は控え要員に降格。今月3日の第34節・レノファ山口戦ではベンチ入りしたものの出番がなかった。

 そのハイネルを擁する横浜FCは、第34節終了時点で勝ち点67を獲得しており首位をキープ。7月30日のいわてグルージャ盛岡戦と先月6日の大宮アルディージャ戦で連敗していたが、直近4試合は3勝1分と勝ち点を積み上げている。

 チームが再び上昇気流に乗る中、ハイネルは母国メディアのインタビューに対応。「J1昇格はクラブにとって重要な目標だけど、(J2で)優勝できたら素晴らしいね。優勝した時の感覚はすでに日本(2017シーズンの川崎フロンターレ)で味わっているし、もう一度トロフィーを掲げたいよ」

 「残り数試合で優勝争いはオープンだけど、我々には1位でシーズンを終えるための条件が揃っているんだ」とJ2優勝への自信を覗かせている。

 そして2位アルビレックス新潟に対する意識を聞かれると「彼らにとって、(残り試合は)僕たちを追い抜く大きなチャンスになる。残り8試合を慎重に戦って、首位を明け渡さないようにしたいね」と語った。

 なお『ランセ』は昨年12月、ハイネルと横浜FCの契約期間が2022シーズン終了後までの1年間と報じている。好調を維持する横浜FCの戦いぶりとともに、同選手の去就にも注目が集まる。