サンフレッチェ広島所属のMF川村拓夢(23)は3日、明治安田生命J1リーグ第28節・清水エスパルス戦で自陣からロングシュートを放ち、ゴールを奪取。このゴールがFIFAプスカシュ賞候補に選出されるかもしれない。
川村拓夢は76分からピッチに立つと、83分にMF柏好文(35)からのスルーパスに反応。ゴール前に走り込み、左足のシュートから先制ゴールを叩き出す。
そして後半アディショナルタイムの90+5分には自陣左サイドでボールを拾うと、ハーフウェイライン手前からロングシュートを放つ。するとボールはGK権田修一(33)の頭上を越えてゴールマウスに吸い込まれ、スタジアムから歓声が沸き起こった。
およそ60mにもおよぶ超ロングシュートからのゴールは、すでにSNSで反響を呼んでいる。するとFIFA(国際サッカー連盟)の公式ツイッターアカウントが、日本時間5日20時30分に同選手のゴールシーンを投稿。「そんな位置から得点することは滅多にない… サンフレッチェ広島のタクム・カワムラはプスカシュ賞候補だ」とコメントを残しており、「川村拓夢すごい!」、「世界に見つかってしまった」、「ワールドクラス」といった声が上がっている。
なおサンフレッチェ広島所属選手では、2014年3月8日のJ1リーグ第2節・川崎フロンターレ戦における佐藤寿人氏のゴールがFIFAプスカシュ賞にノミネートされている。
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