明治安田生命J1リーグ・サガン鳥栖所属のU19日本代表MF福井太智(18)は、バイエルン・ミュンヘン移籍がほぼ確実になっているようだ。29日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
福井太智はサガン鳥栖U12在籍時から頭角を現すと、昨年3月に16歳7か月という若さでYBCルヴァンカップ・グループステージの鹿島アントラーズ戦でトップチームデビュー。今年3月にプロ契約を締結すると、今季はここまでルヴァンカップ・グループステージ3試合に出場している。
また今年5月から6月にかけて、U19日本代表の一員として第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に参戦。グループステージ第1節のアルジェリア戦では出番がなかったものの、第2節・コモロ戦で先発出場。最終節・コロンビア戦でもおよそ20分間プレーしていた。
そんな福井太智については英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版が今月17日、福井太智は今月からバイエルンのトライアルトレーニングに参加していると報道。バイエルン幹部は同選手の獲得にむけてサガン鳥栖との交渉を開始したと伝えていた。
すると『ビルト』は29日になって「ビルトは29日の朝、フクイがバイエルンのクラブ施設で練習しているところを捉えた。この“新生香川真司”の移籍はまもなく公式発表される」と報道。同選手のバイエルン加入が既定路線と伝えている。
また元ドルトムントのMF香川真司(33)との比較で「フクイはバイエルンⅡで、強いボールハンドリングと優れたパスで注目を集めた。かつて2010年から2012年、2014年から2019年までボルシア・ドルトムントでプレーした香川真司みたいだ」と綴っている。
なお福井太智はバイエルン移籍決定の場合、ドイツ4部所属のバイエルンⅡ(バイエルンのセカンドチーム)に帯同するものとみられる。
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