元アビスパ福岡MF邦本宜裕(24)は今月30日、元FC東京DF小川諒也(25)擁するヴィトーリア・ギマランイスとの一戦でカーサ・ピアAC加入後初ゴールをマーク。自らの決勝ゴールでチームを勝利に導き、地元メディアからチーム内最高評価を受けている。
邦本宜裕は先月、飲酒運転によりKリーグ1(韓国1部)全北現代を退団。先月28日にカーサ・ピアACへ加入すると、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)開幕から3試合いずれも右ウイングのポジションで先発出場。22日の第3節・ボアヴィスタ戦では移籍後初アシストをマークするなど、勝利に貢献していた。
すると同選手は、30日の第4節・ヴィトーリア・ギマランイス戦でも先発出場。7分、味方選手のパスに反応してペナルティエリア手前のスペースに走り込む。ワンタッチした後に左足から強烈なシュートを放つと、ボールはゴールマウス左隅に吸い込まれた。
邦本宜裕は22分にもシュートを放つなど、再三にわたりチャンスを演出。80分に途中交代すると、カーサ・ピアACはヴィトーリア・ギマランイスの猛攻に耐えて、1-0で勝利した。
ポルトガル紙『Mais Futebol』は、邦本宜裕をMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出。「今季カーサ・ピアACに加わったクニモトは、チームのバランスを保つための守備的なタスクと、攻撃的なタスクの両方で自分の役割を果たした」
「この試合では、キックオフからわずか7分後に決勝ゴールをマーク。スピードを生かして相手ゴール前に行き、冷静さと信念をもってゴールを決めた」と評している。
なおヴィトーリア・ギマランイス所属の小川諒也は、82分から途中出場。見せ場を作ることなく試合を終えている。
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