
明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属するブラジル人FWレオ・セアラ(27)は、中東移籍がほぼ確実とみられていた。しかし、元ヴィッセル神戸DFダンクレー(30)からのアドバイスもあり、横浜F・マリノス残留を決断したようだ。22日、サウジアラビア紙『オカーズ』が伝えている。
レオ・セアラは昨年1月に横浜F・マリノスへ加入すると、昨季はJ1リーグ27試合の出場で10ゴールをマーク。今季もここまでリーグ戦ほぼ全試合の出場で10得点をあげていたほか、今月18日のAFCチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦のヴィッセル神戸戦でも先発出場していた。
そんなレオ・セアラについてはサウジアラビア紙『アルビラッド』が22日、サウジアラビア2部のアル・アハリが21日までに同選手の獲得交渉を完了したと報道。まもなく選手サイドと正式にサインを交わすと伝えていた。
しかし『オカーズ』は「アル・アハリと横浜F・マリノスの交渉は進展し、完全合意に近づいていた。しかし、レオ・セアラがアル・アハリへの移籍を拒否したことにより、交渉はストップした」と報道。
「レオ・セアラは、昨季までアル・アハリでプレーしていたダンクレーやブルーノ・セザールらと連絡をとった。その際にアル・アハリでプレーしないよう助言を受けた」と同選手がアル・アハリ移籍を拒否した理由を説明している。
アル・アハリはサウジアラビア国内屈指のビッグクラブであり、2015/16シーズンには国内3冠を達成。しかし2021/22シーズンは開幕から5試合つづけて引き分けるなど、序盤から苦戦。残留争いに巻き込まれると、1部残留圏内の13位アル・バーティンからわずか1ポイント差の15位に終わり、来季2部降格が決定。すでに元ヴィッセル神戸DFダンクレー(30)をはじめ複数選手が退団している。
またサウジアラビア紙『Al-Riyadia』は先月、アル・アハリは過去の選手獲得における移籍金の支払いで問題を抱えたことにより、サウジアラビアサッカー連盟から罰金処分を科せられたと報道。財政面をはじめクラブを取り巻く状況が悪化していると伝えられていた。
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