明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は先月31日、鹿島アントラーズからブラジル人MFファン・アラーノ(25)を完全移籍により獲得したと公式発表。ブラジルメディア『グローボ』がガンバ大阪と同選手の契約内容を報じている。
アラーノは2020年1月、ブラジル1部SCインテルナシオナルから鹿島アントラーズへ完全移籍。来日1年目からJ1リーグで26試合に先発出場するなど、右サイドで定位置を確保。昨季は終盤になってレギュラーを奪い返していたが、今季はリーグ戦でここまでわずか5試合の先発出場に。6月以降はほぼ全試合でベンチ外になると、先月末になってガンバ大阪への完全移籍が決まっている。
『グローボ』の報道によると、アラーノとガンバ大阪の契約期間は2023シーズン終了後までとのこと。また同選手はガンバ大阪加入に際して「ガンバ大阪での挑戦に、大きなモチベーションを持って臨むよ。クラブから提示されたプロジェクトは壮大だ。ピッチで多くのことを成し遂げられると確信しているし、そうするつもりだよ。このような機会を与えてくれてうれしく思っているし、自信にもなるね」とコメントを残したという。
また鹿島アントラーズに対しては「鹿島アントラーズには2年半の間、本当にお世話になったね。美しい物語を築いたと思っているし、とても感謝している。僕をこのクラブに招いてくれたジーコには特別な感謝を捧げるよ」
「サッカー史に残る偉大な人物と一緒に仕事したという事実は、これからもずっと大切にしたいと思う。チームメイトの幸運を祈っているよ」とメッセージを残している。
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