
セルティック所属の元日本代表MF井手口陽介(25)は、負傷により今季スコットランド1部開幕戦の欠場が確実となっている。そんな井手口陽介に対して、元スコットランド代表選手でレンジャーズを率いた経験を持つアレックス・マクリーシュ氏が厳しい評価を与えた。29日、英メディア『フットボール・インサイダー』が報じている。
井手口陽介は昨年12月31日にガンバ大阪からセルティックへの完全移籍したものの、今年1月のカップ戦で相手選手から強烈なタックルを受けて膝を負傷。復帰後も出場機会に恵まれず、わずか6試合の出場で2021/22シーズンを終えていた。
そんな井手口陽介はプレシーズントレーニング初日から参加すると、プレシーズンマッチ初戦でフル出場。練習試合でアピールを続け、現地メディアからはレギュラー定着を期待する声が上がっていた。
しかし英メディア『フットボール・スコットランド』は、同選手が今季開幕戦の数日前に負傷したと報道。同選手の離脱期間を最大1カ月と予想している。
その中、アレックス・マクリーシュ氏は『フットボール・インサイダー』のインタビューに対応。井手口陽介の再離脱について「井手口陽介は怪我に悩まされているようだ。セルティックでの活躍が期待できないような気がする」とコメント。
「セルティックの将来を考えると、彼がハッピーエンドで終わることはほとんどない。アンジェ・ポステコグルー監督が彼に見出したものを、彼は満たすことができないかもしれない」
「セルティックに入団するためには、ある程度のレベルに達していなければならない。優勝した選手たちは、これまで以上に自分のポジションを守ろうとするだろう。だから、彼はちょっとした奇跡を起こさない限り、セルティックでの日々は終わりを告げる」と、井手口陽介がセルティック退団に近づいているとの見解を示した。
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