Jリーグ 清水エスパルス

清水スタジアムDJに擁護の声が!浦和戦後のツイート炎上で謝罪も…

清水エスパルスのゴール裏 写真:Getty Images

 清水エスパルスホームゲームのスタジアムDJを務める鈴木克馬氏(56)が、明治安田生命J1リーグ第22節・浦和レッズ戦後のツイートで炎上。浦和レッズサポーターから数多くの批判を浴びて謝罪に追い込まれていた。しかし清水エスパルスは29日午後、浦和レッズサポーターによる重大な違反行為について声明を発表。SNSユーザーから同氏を擁護する声が上がっている。

 IAIスタジアム日本平で行われた一戦では、浦和レッズが2-1で清水エスパルスに勝利。ただ試合中の歓声やブーイング、それにスタジアムDJによる注意アナウンスのタイミングを巡って、ツイッター上で両クラブのサポーターによる応酬が繰り広げられていた。

 その中、鈴木克馬氏は17日午前10時30分ごろに「絶対に間違っている。おかしい。今、手を打たなければ取り返しがつかない事が起きると思う。遠くの街まで来て、行き交う人に罵詈雑言を浴びせたり、正しい事をしている人に暴力を振るったり、器物破損したり… このチームの時だけた。スタジアムはこんな場所じゃない。絶対おかしい。間違っている」とツイート。

 すると投稿内容の「このチーム」と浦和レッズと解釈したSNSユーザーが、鈴木克馬氏を批判。「スタジアムDJがこれだと話にならない」、「こんな発信をして許されると思ってるのか?」、「『このチームの時だけ』って何だよ」というコメントが数多く寄せられると、同氏はツイートを削除し、謝罪していた。

 ただ清水エスパルスは29日、今月16日の清水エスパルス対浦和レッズで浦和レッズサポーターによる重大な違反行為が確認されたと公式発表。「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」への違反行為、清水エスパルスの選手・スタッフに対しての威嚇行為や運営妨害、シャトルバス乗客に対する危険・挑発行為など、7項目にもおよぶ違反行為が列挙している。

 また今後の対応については「観戦ルールの順守および新型コロナウイルス感染症防止への協力が得られず、誠に遺憾に思います。今回のサポーターによる違反行為については、Jリーグで定める統一基準に照らし合わせ対処して参ります」と説明している。

 この清水エスパルスの公式発表後、ツイッターでは「清水のスタジアムDJの告発は事実だったか」、「清水のスタジアムDJの気持ち分かるよ」、「清水のスタジアムDJを叩いていた浦和サポは謝罪するのかな」と、鈴木克馬氏の投稿内容に理解を示す声が上がっているほか、浦和レッズサポーターに対する批判も殺到している。