
かつて横浜F・マリノスに在籍していたFW遠藤渓太(24)は、ウニオン・ベルリンからドイツ2部昇格組のアイントラハト・ブラウンシュヴァイクへレンタル移籍。今週末のリーグ戦でデビューする可能性があるようだ。21日、ドイツ紙『ディー・ツァイト』が伝えている。
遠藤渓太は2020年7月に横浜F・マリノスからウニオン・ベルリンへ移籍。海外挑戦1年目の2020/21シーズンはブンデスリーガで16試合に出場していたが、2021/22シーズンはわずか4試合の出場に。出場時間はわずか51分だったほか、今年3月以降は膝の負傷の影響もありほぼ全試合でベンチ外となっていた。
同選手は先月20日からウニオン・ベルリンのプレシーズントレーニングに参加していたものの、今月19日にブラウンシュヴァイクへ1年レンタルにより加入することが正式決定。翌日から新天地に合流し、トレーニングでチームメイトとともに汗を流している。
そんな遠藤渓太について『ディー・ツァイト』は「エンドウは左サイドのギャップを埋める存在だ。彼の加入により、ブラウンシュヴァイクは『4-2-3-1』のシステムに依存するだろう」と、左サイドハーフを担う貴重な戦力と見解を示している。
またブラウンシュヴァイクのミヒャエル・シーレ監督は「エンドウの能力は見ての通りだ。彼は両足を使える。視野も広いが、彼にはまだ我々の要求に慣れるための時間が必要だ」と遠藤渓太の現状を説明。
その上で23日のドイツ2部リーグ第2節・ハイデンハイム戦で同選手を起用する可能性については「彼は物静かな男で、攻撃面ではより多才になる。土曜日(のハイデンハイム戦)のオプションだ」と語っている。
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