リーグ・アン パリ・サンジェルマン

中国に対抗期待も!PSG日本ツアーに幹部手応え「アジアで初めて…」

キリアン・ムバッペ、リオネル・メッシ、ネイマール 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)は20日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)らのゴールで川崎フロンターレ相手に勝利。浦和レッズやガンバ大阪との試合を控える中、クラブ幹部は早くも日本ツアーの成功を確信しているようだ。21日、AFP通信が伝えている。

 PSG一行は「パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー2022」開催により、今月17日に来日。18日夜の全体トレーニングにおよそ13000人の観客が駆けつけると、川崎フロンターレ戦の会場である国立競技場は65000人近くのサッカーファンで埋め尽くされていた。

 またフランス国内の複数メディアは、PSGが日本ツアー開催により1000万ユーロ(約14億円)の収入を得ると報道。日本におけるPSGの人気ぶりを大々的に伝えている。

 その中、PSGのアジア担当ディレクターはAFP通信の取材に対して「中国がPSGにとって資本であり、基本的な市場であることに変わりはないが、日本もかなり発展してきた」

 「駐在オフィスを開設しているし、アジアで初めてのインターネットビジネスも行っている。かなり需要がある。このツアーでより強くなれると確信している」と確かな手応えをのぞかせている。

 PSGの選手たちは、サッカー漫画『キャプテン翼』の作者である高橋陽一氏と対面したほか、柔道も体験。2022/23シーズンにむけてコンディションを高めるとともに、日本国内で充実した日々を過ごしている。