明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ所属のブラジル人FWマルシーニョ(27)に母国復帰の可能性があるようだ。20日、ブラジルメディア『BOLA VIP』が伝えている。
マルシーニョはブラジル1部SCインテルナシオナルやフォルタレーザEC、中国スーパーリーグの重慶両江競技足球俱楽部など複数クラブでプレー。およそ半年間の無所属期間をへて、昨年8月に川崎フロンターレへ加入すると、9月から左ウイングでレギュラーに定着していた。
そして今季もここまでJ1リーグで11試合に先発出場して5ゴール2アシストをマーク。ただ、5月29日の第16節・京都サンガ戦からリーグ戦4試合つづけてベンチスタートとなるなど、6月以降は序列低下が顕著となっていた。
その中『BOLA VIP』は、ブラジル2部のヴァスコ・ダ・ガマがマルシーニョ獲得にむけて選手サイドと交渉を行っていると報道。ヴァスコ・ダ・ガマは今夏の移籍ウィンドウで、トルコ1部ベシクタシュを契約満了により退団したブラジル人MFアレックス・テイシェイラ(32)を獲得。ただ攻撃陣のさらなる強化を図っており、マルシーニョに白羽の矢が立ったという。
なおドイツの移籍情報専門サイト『トランスファーマルクト』が伝えるところによると、マルシーニョと川崎フロンターレの契約期間は来年1月までであるとのこと。市場価値は75万ユーロ(約1億500万円)であるようだ。
今月20日のパリ・サンジェルマン(PSG)戦でも先発出場していたマルシーニョだが、果たして2019年7月以来の母国復帰は実現するのだろうか。
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